遺児のこしご)” の例文
旧字:遺兒
だが、その遺児のこしごにまで、どうこう考えてやるほどな好意はない。反対に、ふと頭をかすめたのが、日頃から彼の最も嫌忌している穢の心配だった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)