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遐
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とおく
ふりがな文庫
“
遐
(
とおく
)” の例文
されども
渠等
(
かれら
)
は
未
(
いま
)
だ風も
荒
(
すさ
)
まず、波も
暴
(
あ
)
れざる
当座
(
とうざ
)
に慰められて、
坐臥行住
(
ざがぎょうじゅう
)
思い思いに、雲を
観
(
み
)
るもあり、水を眺むるもあり、
遐
(
とおく
)
を望むもありて、その心には各々無限の
憂
(
うれい
)
を
懐
(
いだ
)
きつつ
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遐
漢検1級
部首:⾡
13画
“遐”を含む語句
升遐
登遐
遐捜
遐方
遐覧
遐陬