“運漕”の読み方と例文
読み方割合
うんそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それまで堀形のあったのを、さらって深く掘り下げ、船の運漕うんそうができるようにするのだが、この長さ六百六十間。幅三十間。深さ二間半。
各方面の要路にたつ人間を、できるだけ多勢彼女の魅網みもうに包みこまなければならない。ことに陸海軍、民間運漕うんそう関係の有力者を逃がすな。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
江戸に米一揆いっきが起き、奥州米を運漕うんそうしてお救い米を出す騒ぎになったが、政岑は、これも家督して間もない尾州びしゅう名古屋の城主、従三位権中納言じゅさんみごんちゅうなごん宗春と連れだって吉原へ出かけ
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)