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運漕
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うんそう
ふりがな文庫
“
運漕
(
うんそう
)” の例文
それまで堀形のあったのを、
浚
(
さら
)
って深く掘り下げ、船の
運漕
(
うんそう
)
ができるようにするのだが、この長さ六百六十間。幅三十間。深さ二間半。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
各方面の要路にたつ人間を、できるだけ多勢彼女の
魅網
(
みもう
)
に包みこまなければならない。ことに陸海軍、民間
運漕
(
うんそう
)
関係の有力者を逃がすな。
戦雲を駆る女怪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
江戸に米
一揆
(
いっき
)
が起き、奥州米を
運漕
(
うんそう
)
してお救い米を出す騒ぎになったが、政岑は、これも家督して間もない
尾州
(
びしゅう
)
名古屋の城主、
従三位権中納言
(
じゅさんみごんちゅうなごん
)
宗春と連れだって吉原へ出かけ
鈴木主水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
数ヵ月前から、彼の命をうけた黒田官兵衛は、
若狭
(
わかさ
)
方面へ潜行して、その船舶を買い占め、鳥取地方に散在している食糧という食糧は、あらゆる手段をつくして他へ
運漕
(
うんそう
)
させてしまった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「叔母が一人ありますがな。こいつは今、浜で
運漕
(
うんそう
)
業をやってます」
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“運漕”の意味
《名詞》
運 漕(うんそう)
船で貨物を運ぶこと。
(出典:Wiktionary)
運
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
漕
漢検準1級
部首:⽔
14画
“運漕”で始まる語句
運漕用達