遅鈍のろ)” の例文
旧字:遲鈍
福太郎は元来何につけても頭の働きが遅鈍のろい割に、妙に小手先の器用な性質で、その中でも大工道具イジリが三度の飯よりも好きであった。
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)