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逶迤
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うねうね
ふりがな文庫
“
逶迤
(
うねうね
)” の例文
盛岡から青森へ、北上川に
縺
(
もつ
)
れて
逶迤
(
うねうね
)
と北に走つた、坦々たる其一等道路(と村人が呼ぶ)の、五六町並木の松が
斷絶
(
とだ
)
えて、兩側から傾き合つた茅葺勝の家並の數が、唯九十何戸しか無いのである。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
盛岡から青森へ、北上川に
縺
(
もつ
)
れて
逶迤
(
うねうね
)
と北に走つた、坦々たる其一等道路(と村人が呼ぶ)の、五六町並木の松が断絶えて、両側から傾き合つた茅葺勝の家並の数が、唯九十何戸しか無いのである。
文学に現れたる東北地方の地方色:(仙台放送局放送原稿)
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
盛岡から青森へ、北上川に
縺
(
もつ
)
れて
逶迤
(
うねうね
)
と北に走つた。坦々たる其一等道路(と村人が呼ぶ)の、五六町並木の松が
断絶
(
とだ
)
えて、両側から傾き合つた
茅葺勝
(
かやぶきがち
)
の家並の数が、
唯
(
たつた
)
九十何戸しか無いのである。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“逶迤”の意味
《名詞》
まがりくねって続くこと。
ゆったり落ち着いていること。
(出典:Wiktionary)
逶
部首:⾡
12画
迤
部首:⾡
9画
“逶”で始まる語句
逶
逶虵
逶蛇
逶迱