“造語（ざうご）” の例文

自慢でもなんでもないが、「業績」とか「学問の推挽（すゐばん）」とか云ふやうな造語（ざうご）を、自分が自然科学界に置土産にして来たが、まだ Forschung（フオルシユング） といふ意味の簡短で明確な日本語は無い。

妄想 (新字旧仮名) ／ 森鴎外(著)

“造語”の意味

《名詞》
造 語（ぞうご）

（既成の語の転用・複合や擬音・擬態などにより）新たに言葉をつくること、又は、新たにつくられた言葉。
(出典:Wiktionary)

“造語”の解説

造語（ぞうご、en: 動詞 coin a phrase、名詞 coined word, neologism）とは、新たに語（単語）を造ることや、既存の語を組み合わせて新たな意味の語を造ること、また、そうして造られた語である。新たに造られた語については、新語または新造語とも呼ばれる。
現在伝わっている全ての語は、いずれかの時代に何らかの意図や必要性によって造語されたものである。従って、「その語が造語（されたもの）であるかどうか」という分類は意味を成さない。しかし、その語がいつ、誰に、どうして作られたのかといった情報は、その語が用いられる分野を歴史的に捉える上での大きな手がかりとなる。
造語が行われるのは、主に次のような場合である。

それまでに無かった新しいもの（発明品や製品、思想など）に命名する場合。
(出典:Wikipedia)

造	常用漢字 小５ 部首:⾡ 10画
語	常用漢字 小２ 部首:⾔ 14画