通弁ヲサ)” の例文
わりあひに変動の尠かるべきはずだからと言ふので、名詞の内容を千年・二千年に亘つて変らぬと考へる人は、通弁ヲサなしに古塚に出かけて、祖先と応対が出来る訣である。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)