透模様すきもよう)” の例文
白酒しろざけ入れたは、ぎやまんに、柳さくらの透模様すきもよう。さて、おさかなには何よけん、あわび、さだえか、かせよけん、と栄螺さざえはまぐりが唄になり、皿の縁に浮いて出る。
雛がたり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)