迦葉仏かしょうぶつ)” の例文
世尊諸比丘びくに向いその因縁を説きたまわく、昔迦葉仏かしょうぶつ入滅せるを諸人火葬し、舎利しゃりを収め塔を立てた時、居士女こじのじょ極めて渇仰して明鏡を塔の相輪中につな
ソレガシハ非人ナリ、過去、迦葉仏かしょうぶつノ時ニおいテ、カツテコノ山ニ住ス。ちなみニ学人問ウ。大修行底ノヒト、因果ニ落チルヤ、マタナキヤ。ソレガシ答エテイウ。因果ニ落チズト。
野狐 (新字新仮名) / 田中英光(著)
今生こんじょうぶん尽きたれば汝を用いずと言わしむると、象すなわち地中に入ってしまった、仏いわく昔迦葉仏かしょうぶつの時、象護の前身ある塔中菩薩が乗った象の像少しくげたるを補うた功徳で