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かしょうぶつ
ふりがな文庫
“かしょうぶつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
迦葉仏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迦葉仏
(逆引き)
世尊諸
比丘
(
びく
)
に向いその因縁を説きたまわく、昔
迦葉仏
(
かしょうぶつ
)
入滅せるを諸人火葬し、
舎利
(
しゃり
)
を収め塔を立てた時、
居士女
(
こじのじょ
)
極めて渇仰して明鏡を塔の相輪中に
繋
(
つな
)
ぎ
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ソレガシハ非人ナリ、過去、
迦葉仏
(
かしょうぶつ
)
ノ時ニ
於
(
おい
)
テ、カツテコノ山ニ住ス。
因
(
ちなみ
)
ニ学人問ウ。大修行底ノヒト、因果ニ落チルヤ、マタナキヤ。ソレガシ答エテイウ。因果ニ落チズト。
野狐
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
我
今生
(
こんじょう
)
分
(
ぶん
)
尽きたれば汝を用いずと言わしむると、象すなわち地中に入ってしまった、仏いわく昔
迦葉仏
(
かしょうぶつ
)
の時、象護の前身
一
(
ある
)
塔中菩薩が乗った象の像少しく
剥
(
は
)
げたるを補うた功徳で
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
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