輪締わじ)” の例文
「おのれッ!」とばかり、うしろから組むが早いか、腕を輪締わじめに喉首のどくびを引っ掛けて、タタタタタと大廊下を五、六間引き戻した。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)