“輔之”の読み方と例文
読み方割合
ほし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辰盛は兄重光の二男輔之ほしを下野から迎え、養子として玄瑳げんさとなえさせ、これに医学を授けた。すなわち抽斎の高祖父である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
その一には「性如院宗是日体信士、庚申こうしん元文げんぶん五年閏七月十七日」と、向って右のかたわらってある。抽斎の高祖父輔之ほしである。中央に「得寿院量遠日妙信士、天保八酉年十月廿六日」
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)