トップ
>
転換
>
てんかん
ふりがな文庫
“
転換
(
てんかん
)” の例文
旧字:
轉換
しかし少年の一点の
僻
(
ひが
)
みも
屈託
(
くったく
)
もない顔つきと行雲流水のような行動とは人々の心に何か気分を
転換
(
てんかん
)
させ、生活に張気を起させる容易なものがあったらしい。
みちのく
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
僕
(
ぼく
)
はこれからの僕の教育生活の方向
転換
(
てんかん
)
をする決心でお願いしているんです。そのためには、見学というような、なまぬるい立場では、どうしても満足できません。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
余の苦心せるところは、如何にして原子崩壊の際生ずるエネルギーを、航空機推進力に
転換
(
てんかん
)
せしめるかということ、それから
如何
(
いか
)
にして最少のエネルギーを取出すかということであった。
諜報中継局
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それがため、父はいらだたしさにさもしく
老衰
(
ろうすい
)
して行き、自分は初恋から
卑
(
いや
)
しく五十男に
転換
(
てんかん
)
して行く……。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
むろん、ぼくは、「愛されたい願い」から、「愛したい願い」への心の
転換
(
てんかん
)
を尊く思わないのではない。だが、それはしょせん人生の公式的教訓でしかないのではないか。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
“転換”の意味
《名詞》
転 換(てんかん)
物事の傾向や方針を別の方向に変えること。また、変わること。
抑圧された欲求などが身体的症状となって表れること。
(出典:Wiktionary)
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
換
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“転換”で始まる語句
転換期
転換点
転換変容