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みがわり
ふりがな文庫
“
身代
(
みがわり
)” の例文
「手が墨だらけになりますと云うのに。貴娘そんな邪険な事を云って、私の手がお
身代
(
みがわり
)
に立っている処じゃありませんか。」
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ですからね、照吉さんのは、
気病
(
きやみ
)
だって。それから大事の人の
生命
(
いのち
)
に代って
身代
(
みがわり
)
に死ぬんですって。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
被
(
かずき
)
を
被替
(
かけか
)
えて虚兵を張り、人形を
身代
(
みがわり
)
にして下枝を隠し、
二度
(
ふたたび
)
毒刃
(
どくじん
)
を外して三度目に、得三が
親仁
(
おやじ
)
を追懸け出でて、老婆に出逢い、一条の物語に少しく
隙
(
ひま
)
の取れたるにぞ、いでこの時と泰助は
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そうして娘は居ず、さしずめ
身代
(
みがわり
)
にお前さね。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“身代”の解説
身代(しんだい/みのしろ)とは、中世から近世日本にかけて用いられた用語。時代によって異なる内容で用いられた。
(出典:Wikipedia)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“身代”で始まる語句
身代金
身代限
身代半減