トップ
>
踢
ふりがな文庫
“踢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
け
66.7%
てき
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
け
(逆引き)
その時第三の馬また脱け出で首尾を揚げ衝き当り廻る、それから衆馬狂奔して
踢
(
け
)
り合い
齧
(
か
)
み合い打つ叫ぶ大乱戦となったと記す。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
その声とともに貫一は
脚
(
あし
)
を挙げて宮の弱腰をはたと
踢
(
け
)
たり。地響して
横様
(
よこさま
)
に
転
(
まろ
)
びしが、なかなか声をも立てず苦痛を忍びて、彼はそのまま砂の上に泣伏したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
踢(け)の例文をもっと
(2作品)
見る
てき
(逆引き)
「いやいや。とがめるのではない。そちが蹴ったいまの手は、
毬法
(
きゅうほう
)
十
踢
(
てき
)
の秘術のうちでも、もっとも難かしい
鴛鴦拐
(
えんおうかい
)
の一ト手と見たが」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
踢(てき)の例文をもっと
(1作品)
見る
踢
部首:⾜
15画
“踢”を含む語句
跌踢
踢仆
踢払
踢揚茶店
踢殺羊
踢落
踢返
踢雪烏騅
雪踢
“踢”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
南方熊楠
吉川英治