踏倒ふみたお)” の例文
その火焔山は昔孫悟空が天宮をさわがした時、老君の丹炉たんろ踏倒ふみたおし、それが地に降って出来たものである。それはなかなか活火山などという生易なまやさしいものではないらしい。
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)