路幅みちはゞ)” の例文
路幅みちはゞはあり、屈折は婉曲であり、樹蔭は深いし、左手の帚川の溪は眼に快いし、右手の山は高し、時々小瀑布を景物にしめすし、山嵐溪風いづれにしても人のはだへに清新其物の氣味を感ぜしめる。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)