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跑
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か
ふりがな文庫
“
跑
(
か
)” の例文
八年前余は
独歩
(
どっぽ
)
嵐山から高尾に来た時、
時雨
(
しぐれ
)
に降られて、梅が畑の
唯有
(
とあ
)
る百姓家に
跑
(
か
)
け込んで
簑
(
みの
)
を借りた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
南嶽の慧思は山に水なきを
患
(
うれ
)
うると二虎あり師を引きて嶺に登り地を
跑
(
か
)
いて
哮
(
ほえ
)
ると虎跑泉とて素敵な浄水が湧出した、また朝廷から詰問使が来た時二虎石橋を守り吼えてこれを
郤
(
しりぞ
)
けた
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
雨にぬれて
跣足
(
はだし
)
で
跑
(
か
)
けあるき、栗でも
甘藷
(
いも
)
でも長蕪でも生でがり/\食って居る田舎の子供は、眼から鼻にぬける様な怜悧ではないかも知れぬが、子供らしい子供で
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
跑
部首:⾜
12画
“跑”を含む語句
跑足
跑踞
跑馬