“跑足”の読み方と例文
読み方割合
だくあし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
広場へ入ると、その騎馬の一団は広場のふちにそって跑足だくあしで外交団席の前を通り、赤い演壇の下を進んで、伸子たちのいる観覧席の少し手前まで来た。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
そこで爺さん、新らしい靴を脱ぐと、雨にあてて反曲へぞらしてなるものかと、手拭にくるんで、まるで旦那衆の乗る跑足だくあしの馬そこのけの、韋駄天走りに駈け出した。