足坐あぐら)” の例文
「……まあ、僕は傍にゐなかつたんだから、よく分らないが」椅子いすのうへに足坐あぐらをかいた野田が、話のさきを続けた。そしてしきりに繰り返してゐた。
朧夜 (新字旧仮名) / 犬養健(著)