“赤馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あか57.1%
あかうま28.6%
レッドホース14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空ぐるま軋るを見れば、上岨うはそばを尻毛振る赤馬あか、ひようひようと吹かれゆく馬子、みな寒き冬のものなり。渓のの小茶屋の椅子も紅葉積み、その渓かけて、はらはらと落葉ちりゆく。
炎暑、極熱のための疲労つかれには、みめよき女房のおもて赤馬あかうまの顔に見えたと言う、むかし武士さむらいの話がある。……しもが枝に咲くように、汗——が幻を描いたのかも知れない。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
赤馬レッドホースというのも橋のたもとにあって、ウォシントン・アーヴィングが此の土地の印象記(それを私は中学時代に読んだ)を書いた時泊っていたホテルだというので有名だが
シェイクスピアの郷里 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)