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贄川
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にえかわ
ふりがな文庫
“
贄川
(
にえかわ
)” の例文
道で
遊
(
あそん
)
でいる小さな児が茱萸を食いながら余の方を不思議そうに見ておるなども時々あった。木曾路へ這入って
贄川
(
にえかわ
)
まで来た。
くだもの
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
「今日は是非とも
洗馬
(
せば
)
を越えて
贄川
(
にえかわ
)
辺まで参りたくあれど、女の足のご難儀ならば
元山
(
もとやま
)
の宿で
宿
(
と
)
まりましょうほどに、ゆるゆるとおいでなさりませ」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
木曾旅行の途次、
贄川
(
にえかわ
)
の宿で乗合馬車が暫くのあいだ
停
(
とま
)
っていた時のことである。折から鉄道工事の最中なので、大勢集っていた工夫たちにまじって、名産の「ななわらい」を一杯試みた。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
本山から
贄川
(
にえかわ
)
まで二里
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
贄
漢検1級
部首:⾙
18画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“贄川”で始まる語句
贄川宿
贄川街道