“贄卓(したく)” の例文
ミサを読んでしまつて、マリア・シユネエの司祭は贄卓(したく)の階段を四段降りて、くるりと向き直つて、レクトリウムの背後(うしろ)に蹲(うづくま)つた。
祭日 (新字旧仮名) / ライネル・マリア・リルケ(著)
これはサレルノにてみまかり給ひし法皇グレゴリヨ七世(獨帝と爭ひて位を逐(お)はれ、千八十五年此に終りぬ)の遺骨を收めし龕(がん)なり。その大理石像はかしこなる贄卓(したく)の上に立てり。