“貫島”の読み方と例文
読み方割合
かんじま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お吉とお米とは、かつて久しぶりに、九条の渡舟わたしで会ったことがある。その時のお吉は、消息の絶えた万吉の身を案じて、四貫島かんじま妙見みょうけんへ、無難を祈りに行った帰るさであった。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)