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象牙彫
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ぞうげぼ
ふりがな文庫
“
象牙彫
(
ぞうげぼ
)” の例文
そして、
象牙彫
(
ぞうげぼ
)
りの仕事場の隅におかれた、
手箪笥
(
てだんす
)
をゴトゴトやっていたが、やがて、小さな象牙彫りの
印籠
(
いんろう
)
を持って来た。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
ところが、木彫りがこんなに微々として
振
(
ふる
)
わぬに反して、
象牙彫
(
ぞうげぼ
)
りは実に盛んになって来ました。
幕末維新懐古談:38 象牙彫り全盛時代のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
緑のゴブラン織のやうな蔦の茂みを背景にして背と腰で二箇所に曲つてゐる長身をやをら伸ばし、
箒
(
ほうき
)
を支へに背景を見返へる老女の姿は、夏の
朝靄
(
あさもや
)
の中に
象牙彫
(
ぞうげぼ
)
りのやうに
潤
(
うる
)
んで白く
冴
(
さ
)
えた。
蔦の門
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
象
常用漢字
小5
部首:⾗
12画
牙
常用漢字
中学
部首:⽛
4画
彫
常用漢字
中学
部首:⼺
11画
“象牙彫”で始まる語句
象牙彫師