“豊盛”の読み方と例文
読み方割合
とよさか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晋陽屈指の大家を親に持った、新人の奩妝よめいりどうぐ豊盛とよさかであった。南はその夜赤い蝋燭ろうそくのとろとろ燃える室で新人とさし向った。新人は白い娟好な顔をしていたが、双方の眼に涙があった。
竇氏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)