“諷刺画”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふうしが75.0%
ふううしが25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世の有様を、鳥獣とりけものの遊戯にして、思うままな諷刺画ふうしがを描き、自分も遊戯三昧ざんまいに暮していた鳥羽僧正は、保延六年の秋、忽然こつぜんと、死んだ。——八十余歳であったという。
その時その刑場で一人の版画師が「二人の女と南蛮鋳物師の死」という諷刺画ふうしがを描いていた。
光琳や芭蕉は少数向きの芸術映画、歌麿や西鶴は大衆向きのエロチシズム、写楽や京伝きょうでんは社会的な諷刺画ふううしがとでもいった役割ででもあろうか。
映画時代 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)