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諍闘
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けんか
ふりがな文庫
“
諍闘
(
けんか
)” の例文
海晏寺の前の
榎
(
えのき
)
の傍で擦れちがい、八幡祠の
諍闘
(
けんか
)
の際に見た女にそっくりであった。女は広巳と眼をあわすなり
莞
(
にっ
)
とした。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「若旦那、思い出せないですか、
何時
(
いつ
)
も若旦那と遊んでいらした方ですよ、忘れたのですか、ここの八幡さまの中で、若旦那が
諍闘
(
けんか
)
してた時に、
留
(
と
)
めてくだされた方ですよ」
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
休んでると、へんな奴が二人来て、
俺
(
おいら
)
を
盗人
(
ぬすっと
)
が
午睡
(
ひるね
)
してると云うから、
撲
(
なぐ
)
りつけて
諍闘
(
けんか
)
になったところへ、その女が来て仲裁してくれたのだ、それで俺は八幡様を出て来たものの
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
諍
漢検1級
部首:⾔
15画
闘
常用漢字
中学
部首:⾨
18画
“諍”で始まる語句
諍
諍論
諍議