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諂曲
ふりがな文庫
“諂曲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てんごく
66.7%
へつらい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんごく
(逆引き)
あさましき悪世の
凡夫
(
ぼんぷ
)
の。
諂曲
(
てんごく
)
の心にて。かまえつくりたるのり物にだにも。かかる他力あり。まして
五劫
(
ごこう
)
のあいだ。
思食
(
おぼしめ
)
しさだめたる。本願他力の船いかだにのりなば。生死の海をわたらん事。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
いちめんのいちめんの
諂曲
(
てんごく
)
模様
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
諂曲(てんごく)の例文をもっと
(2作品)
見る
へつらい
(逆引き)
母は下谷の雛妓だった時分に父に見染められて、それからずっと
囲
(
かこ
)
われている。父は母の美人を愛してはいるが、母の
諂曲
(
へつらい
)
の性質が嫌いでそれで打つ。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
諂曲(へつらい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“諂曲”の意味
《名詞》
諂 曲(てんごく)
自分の本心を隠して従順を装うこと。
(出典:Wiktionary)
諂
漢検1級
部首:⾔
15画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
“諂”で始まる語句
諂
諂諛
諂佞
諂媚
諂辞
“諂曲”のふりがなが多い著者
中里介山
岡本かの子
宮沢賢治