調貢ちょうこう)” の例文
そのため、二年目の秋には、地方の調貢ちょうこう(税物)が、まるっきり都へ送られなかった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また調貢ちょうこう、収税も怠っていないのに、いきなり民情も知らぬ人間が、中央の辞令など持って、「権守」だの「介」だのと、大面おおづらして赴任して来たところで、そんな奴等に、おいそれと
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)