調所ずしよ)” の例文
斉興は、茶坊主笑悦を、調所ずしよ笑左衛門と改名させて登用し、彼の献策によって、黒砂糖の専売、琉球を介しての密貿易みつがいを行って、極度の藩財の疲弊を、あざやかに回復させた。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)