読礼堂どくれいだう)” の例文
玄関を上がつて右が旧塾きうじゆくと云つて、ここには平八郎が隠居する数年前から、その学風をしたつて寄宿したものがある。左は講堂で、読礼堂どくれいだうと云ふ匾額へんがくが懸けてある。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)