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詭策
ふりがな文庫
“詭策”の読み方と例文
読み方
割合
きさく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きさく
(逆引き)
麓に
小塞
(
しょうさい
)
を築いて、すでに蜀軍が総崩れとなっても、小隊の隊伍を以て、整々とみだれず、よく進退していたため、敵も一時は彼に伏兵やある、なんらかの
詭策
(
きさく
)
やある
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それだけに、彼の戦法も、奇襲、
詭策
(
きさく
)
を
専
(
もっぱ
)
らとし、戦陣は長期を計り、一気に決戦することを好まず、長期出没して、信長を
奔命
(
ほんめい
)
につからすのが目的かのようであった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「やはり、案じていたに
違
(
たが
)
わず、お十夜や天堂の
詭策
(
きさく
)
に
陥
(
お
)
ちたのであるか。ウウム……」と
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
詭策(きさく)の例文をもっと
(5作品)
見る
“詭策”の意味
《名詞》
敵をだます謀。
(出典:Wiktionary)
詭
漢検1級
部首:⾔
13画
策
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“詭”で始まる語句
詭計
詭弁
詭
詭弁家
詭謀
詭弁的
詭激
詭辯
詭怪
詭道