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言問団子
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ことといだんご
ふりがな文庫
“
言問団子
(
ことといだんご
)” の例文
向島で
言問団子
(
ことといだんご
)
をたべて、
白鬚
(
しらひげ
)
神社から、梅若塚までテクテク歩いた。一体、芳助は、どうしてあんなに物知りだったのだろう。
胡堂百話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
堤の上に
名物
(
めいぶつ
)
言問団子
(
ことといだんご
)
を売る店があり、堤の桜の由来を記した高い石碑が立っていたのも、その辺であったと思う。
向島
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
確か
言問団子
(
ことといだんご
)
が隅田川で
燈籠流
(
とうろうなが
)
しをした後で、その趣向の変形したもののようでした。
江戸か東京か
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
自分はたんとも食わないのであるが、若い道連れに
奢
(
おご
)
ってくれる積りらしく、老人は
言問団子
(
ことといだんご
)
に休んで茶を飲んだ。この老人はまったく足が達者で、記者はとうとう
梅若
(
うめわか
)
まで連れて行かれた。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
梅若神社の堂宇の新に建立せられたのもその頃のことである。長命寺門前の地を新に言問ヶ岡と称してここに
言問団子
(
ことといだんご
)
を売る店のできたのもまたこの時分である。
向嶋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“言問団子”の解説
言問団子(ことといだんご)は、隅田川に架かる桜橋の向島側の橋詰にある和菓子店の店名、およびそこで販売される団子の商品名である。
(出典:Wikipedia)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
問
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“言問”で始まる語句
言問
言問橋