“触廻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふれま50.0%
ふれまわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三菱の岩崎弥太郎いわさきやたろうが金主になってすでに三十万円の大金を出したそうだなんて、馬鹿な茶番狂言の筋書見たような事を触廻ふれまわして、ソレから大隈の辞職と共に政府の大方針が定まり
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「諸君、あれは俺のことを触廻ふれまわっているのだ。真柄太郎まがらたろうは人殺しだ、人殺しだ、そういって触廻ふれまわっているのだ」
白昼夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)