“角道”の読み方と例文
読み方割合
かくみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例へば、二枚落を指す場合、六五歩と下手が角道かくみちを通すか通さないかは、山崎合戦で、天王山を占領するか否か位の大事な手である。
将棋 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
それでも先ず蟹江が角道かくみちをあけ、猿沢が飛車先のを突いて、戦いが始まりました。両方とも黙々と口をつぐみ、しきりに駒を動かしています。
Sの背中 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
はあ角道かくみちとおいでなさいましたね、なんて。
女の一生 (新字新仮名) / 森本薫(著)