覚勝かくしょう)” の例文
また武時の弟覚勝かくしょうの手勢七十余人は木戸を破り、築土ついじをのりこえ、探題邸の庭内にまで討ち入って一人のこらず斬り死にした。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武時の弟、次郎三郎覚勝かくしょうもおなじ意味のことを、兵にも聞えわたるような声でくりかえした。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)