“襤褓”の読み方と例文
読み方割合
ぼろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煉瓦の塀に沿うて泥溝どろどぶの流れが淀んでいた。鼠色の水底を白い雲のようなものが静かにくぐって行く。そして水面には襤褓ぼろ切れや木片などが黒くなってところどころに浮いていた。
街底の熔鉱炉 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)