“裸城”の読み方と例文
読み方割合
はだかじろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六昼夜も燃えつづいた火に、高岡城はまったくの裸城はだかじろとなった。城外の田野でんや民屋みんおく、みな焼け野原と化してしまった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いまは裸城はだかじろ石山御堂いしやまみどうに、矢部善七郎以下のおびただしい織田兵が乗りこんで来たその日まで、教如上人と六、七名の扈従こじゅうは、なお去りがてに残っていたが、善七郎から
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)