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被布
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おおい
ふりがな文庫
“
被布
(
おおい
)” の例文
一個一個、
被布
(
おおい
)
をかけて、軍中深く秘されて来た二十余輛の車がある。兵はやがてそれらを残らず押してきた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黒いのは一箇の
両掛
(
りょうがけ
)
で、
浅黄
(
あさぎ
)
模様の
被布
(
おおい
)
をした
長櫃
(
ながもち
)
が
後
(
あと
)
に一箇、
孰
(
ど
)
れも
人夫
(
にんぷ
)
が
担
(
かつ
)
いで
菜の花物語
(新字新仮名)
/
児玉花外
(著)
“被布”の解説
被布(ひふ)とは、着物の上に羽織る上着の一種。江戸時代末期に茶人や俳人など風流好みの男性が好んで着用したが、後に女性も着用するようになった。現在の着物コートの先祖に当たる。
(出典:Wikipedia)
被
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“被布”で始まる語句
被布団
被布姿