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衝突
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ぶつつか
ふりがな文庫
“
衝突
(
ぶつつか
)” の例文
九州帝国大学総長真野文二博士は、先年日比谷で電車に
衝突
(
ぶつつか
)
つた事があつた。その折総長は
小鰕
(
こえび
)
のやうに救助網の上で跳ね廻りながら
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
或時レオナルドが
例
(
いつも
)
のやうに長い
顎鬚
(
あごひげ
)
を
扱
(
しご
)
きながら、
市街
(
まち
)
を散歩してゐると、五六人の若い市民が、ダンテの詩に就いて、
喧
(
やかま
)
しく議論をしてゐるのに
衝突
(
ぶつつか
)
つた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
四つの眼が
衝突
(
ぶつつか
)
つた時、男は
霊魂
(
たましひ
)
まで焼かれるやうな気持がしたので、そつと
外
(
そ
)
つ
方
(
ぽう
)
に視線を
外
(
そら
)
した。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
衝
常用漢字
中学
部首:⾏
15画
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
“衝突”で始まる語句
衝突奇談
衝突隔蓆