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行燈
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あかり
ふりがな文庫
“
行燈
(
あかり
)” の例文
新字:
行灯
『あそこへ住むと、
行燈
(
あかり
)
も一つや二つでは間にあわない。
障子
(
しょうじ
)
の
貼
(
は
)
りかえだけでもたいへんな事になる。これは考えものだ』
鍋島甲斐守
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
、こうして今、懸命に写しておるので手が離せぬ。……アア
行燈
(
あかり
)
もまだ
灯
(
つ
)
いていないの。
燈
(
ひ
)
の用意はわしがするから、さがして来い、鷹を探して来い
夕顔の門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『……
行燈
(
あかり
)
をつけぬか、行燈を。——何ももう、済んでしまった事だ、恥かしがるにも及ぶまいが』
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一人が、
行燈
(
あかり
)
を持って来たが、その態に、遠慮して、部屋の隅へ遠く置いた。
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『……墨江、
行燈
(
あかり
)
が消えている。……行燈を
灯
(
つ
)
けたらいいだろう』
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
『おう、暗くなりかけた。そろそろ
行燈
(
あかり
)
の支度でもするかな』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『幸右衛門、
行燈
(
あかり
)
を——』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“行燈”の意味
《名詞》
行 燈(あんどう, あんどん)
油を燃やして明かりとする照明具。
(出典:Wiktionary)
“行燈(
行灯
)”の解説
行灯、行燈(あんどん)は照明器具の一つ。ろうそくや油脂を燃料とした炎を光源とする。持ち運ぶもの、室内に置くもの、壁に掛けるものなど様々な種類がある。もともとは持ち運ぶものだったため「行灯」の字が当てられ、これを唐音読みして「あんどん」となった。携行用は後に提灯に取って代わられたため、据付型が主流となった。
(出典:Wikipedia)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
燈
部首:⽕
16画
“行燈”で始まる語句
行燈袴
行燈部屋
行燈型
行燈建
行燈形
行燈絵
行燈切籠