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行亙
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ゆきわた
ふりがな文庫
“
行亙
(
ゆきわた
)” の例文
平次は
盃
(
さかづき
)
を擧げました。大きい膳に並べた料理は、ひどく貧乏臭いものですが、お靜の心盡しが隅々まで
行亙
(
ゆきわた
)
つて、妙にかうホカホカとした暖かいものを感じさせるのです。
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
忽ち壓迫的な沈默が支配して、無氣味な空氣が、家の隅々にまで
行亙
(
ゆきわた
)
ります。
銭形平次捕物控:287 血塗られた祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
全身に
行亙
(
ゆきわた
)
って居るのに驚かされるばかりです。
黄金を浴びる女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
といふ囁きが、隅々までも
行亙
(
ゆきわた
)
ります。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
亙
漢検準1級
部首:⼆
6画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末