“虚茫”の読み方と例文
読み方割合
うつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「めっきり記憶がなくなってしまった。俺の頭はどうかしている。いやいや頭ばかりではない、身体全体がどうかしている。精力がない! 虚茫うつけてしまった。……はっきり覚えていることといえば、その時の痙攣しびれ一つだけだ」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)