“虚怪”の読み方と例文
読み方割合
きょかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この二者は古今の妖怪談中に最も多く加わりおるに相違なきも、その実、妖怪にあらざるものなれば、これを合して虚怪きょかいと名づく。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
さて、妖怪の種類を挙げて申さば、四百、五百ないし千以上もありて、おびただしきことでありますが、余はこれを実怪じっかい虚怪きょかいとの二大類に分けました。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)