“虎牢関”の読み方と例文
読み方割合
ころうかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは十五万とかぞえられ、董卓とうたく自身が率いて、虎牢関ころうかんの固めにおもむいたのである。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「劉岱は、むかし兗州えんしゅうの刺史であった頃、虎牢関ころうかんの戦いで、董卓とうたくと戦い、董卓をさえ悩ましたほどの者である。決してかろんずる敵ではない。それさえわきまえておるならば行くがよい」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
董卓は、虎牢関ころうかんの大敗以来、このところ意気銷沈していた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)