“蘆溝橋”の読み方と例文
読み方割合
ろこうきょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昭和十二年から日本に於いて、この七夕も、ちがった意味をって来ているのである。昭和十二年七月七日、蘆溝橋ろこうきょうに於いて忘るべからざる銃声一発とどろいた。
作家の手帖 (新字新仮名) / 太宰治(著)
昭和十二年の七月、北支ほくし蘆溝橋ろこうきょうに起った一事件は、その後政府の不拡大方針にもかかわらず、目に見えない大きい歴史の力にひきずられて、漸次ぜんじ中支に波及して行った。
原子爆弾雑話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)