藩翰譜はんかんぷ)” の例文
始めて出られた時、自分が好む本だからと、新井白石あらいはくせきの『藩翰譜はんかんぷ』を持って来られて、右手を隠しに入れ、左の手に本を持って、生徒の机の間を歩きながら読上げられます。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
津陽しんよう開記』、『御系図ごけいず三通』、『歴年亀鑑きかん』、『孝公行実こうこうぎょうじつ』、『常福寺由緒書ゆいしょがき』、『津梁しんりょう院過去帳抄』、『伝聞でんぶん雑録』、『東藩とうはん名数』、『高岡霊験記たかおかれいげんき』、『諸書案文あんもん』、『藩翰譜はんかんぷ』が挙げてある。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
新井白石の「藩翰譜はんかんぷ」は
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)