“藤娘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふじむすめ50.0%
ふぢむすめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可愛かわいいやろ? 藤娘ふじむすめや。しまっとき。」と姉のような、おとなびた口調で言って立ち去った。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
それから竹細工の藤娘ふじむすめをもらって、少し閉口だったけれども、でも、そのうちに何かお返しをしなければならぬのではあるまいかと、内心、ちょっと気になっていたところへ
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
いよ/\九十八人全部裸體はだかになつてしまつて、この日の一等は、胸から背へかけて、胴一杯に、きつね嫁入よめいりを彫つた遊び人と、背中一面に大津繪おおつゑ藤娘ふぢむすめを彫つた折助とが爭ふことになりましたが